定年後も社会保険と賢く付き合う

一昔前までは定年を機に退職される方も多かったのですが、今や定年再雇用や嘱託への変更など、60歳を境に雇用を継続しつつ労働条件や雇用形態を変更される方が増加しています。そこで、社会保険料負担について、質問を多くうけますので新聞の記事をご紹介します。
Sunny代表である永山社会保険労務士のコメントが、2023年5月26日付・日本経済新聞「アクティブに生きる」で紹介されています。


厚生年金は条件を満たせば70歳になるまで加入することができます。保険料を納める代わりに老齢厚生年金の受取額が増え、この上乗せ分は毎年1回年金額の見直しによって調整されます。

健康保険の上限は75歳で、70歳を迎え厚生年金の資格を喪失した後も加入となります。保険料は引き続き会社が半分負担し、配偶者などの被扶養者は保険料ゼロで医療サービスを受けられるのが大きなメリットでしょう。
ただし、65歳からは介護保険料が年金天引きとなり、健康保険と切り離されます。そのため会社が半分負担していた部分は全て自己負担に、保険料の増加に気を付けましょう。
過去記事「働きながら65歳を迎える会社員の介護保険料」でも紹介しています。

年齢によって変わる保険料。あらかじめ見込んでおくことで老後の「しまった」を減らすことができます。
Sunnyでは、年金や社会保険料の計算など、雇用継続・リタイアによる各種相談に応じます。お気軽にお問い合わせください。

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