年金繰り下げ受給時の注意点

Sunny代表である永山社会保険労務士のコメントが、2021年12月18日付および2022年1月22日付・日本経済新聞「マネーのまなび」で紹介されました。どちらも年金の繰り下げについてコメントをさせていただきましたが、人生100年と言われる今、年金をどうやって増やそうかという話題が増えてきたように感じます。

公的年金は、通常65歳から受給することができますが、それより早くから受給することを「繰上げ受給」、66歳以降に遅らせることを「繰り下げ受給」と呼んでいます。繰上げすると年金額は減り、75歳まで繰り下げると最大84%増える仕組みになっていますが、繰り下げ時にはいくつかの注意点があることが見落とされがちです。

例えば損益分岐点。受給開始を遅らせた場合、何歳まで長生きしたら65歳に開始する場合の受取総額と比べて損にならないかは、予め計算することができます。受給金額を増やしたら社会保険料や税金が大きく増えることもありますし、社会保険料が増えたら税金が非課税になる例もあります。また、年金の種類によっては繰り下げ受給の増額対象とはならない場合もあります。

長生きがリスクになると言われる時代。Sunnyでは、税理士やファイナンシャルプランナーとも提携し、多角的なサポート体制をご用意しております。将来の年金が気になる方、受給のタイミングにお悩みの方は、当社にぜひご相談ください。

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