介護休業をご存じですか?

Sunny代表である永山社会保険労務士のコメントが、2022年3月19日付・日本経済新聞「マネーのまなび」で紹介されました。介護休業取得の際の注意点について、コメントを寄せています。

介護休業とは、働きながら家族の介護をする人を支援する制度で、その対象となる場合、最大3回に分け、通算93日間の介護休業を取得することができます。会社独自の福利厚生により異なりますが、通常、休業中は無給となるため、一定の条件を満たせば介護休業給付金が雇用保険から支給されることになります。

実はこの介護休業給付金、休業を終え、仕事に戻った時点で申請を行います。そのため、介護休業に入ったまま離職してしまうと一部もらえないことがあることはあまり知られておりません。また、育児休業と異なり社会保険料の免除がないため、将来の年金額が減る懸念もあります。

従業員の突然の介護休業の申し出にうろたえることのないよう、会社側は社内規程にも目を配り、十分に備えておくことが望まれます。規程や手続きにお困りのご法人様、当社にぜひご相談ください。

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